兵庫県町議会議長会

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コラム

 

コラム

2026/01/05 会長 岡田千賀子(播磨町議長)

 強くしなやかな議長会を目指して

 町議会議長会を代表し謹んで新春のごあいさつを申しあげます。
 今年の干支は60年に一度めぐってくる「丙午(ひのえ うま」です。
「丙」は太陽の強い光を意味し、「午」の字は「杵」に由来し、杵の力で、お米が粘り強い餅(もち)になるように勢いや交差を象徴する縁起の良い漢字とされ、大地を駈ける午(馬)も力強くしなやかな存在です。
 この2つの勢いが重なり合う2026年は、情熱や行動力が高まる年と解釈され、長引く不況を力強く駈け抜けて行く事を願うばかりです。
 少子高齢化における地域福祉の充実、激甚化する自然災害への対応等、めまぐるしく社会が変化する中、今後も12町が豊かで住みよい町として持続的に成長していく為には議長会の果たす役割がますます重要になってくると思われます。
議長会では、12町議会の連絡協調をはかり各町の重点課題・要望等を取りまとめ、県・国に届け町の発展に最善の努力を尽くして参ります。
 また円滑な会の運営と地方自治の進行・発展に寄与するべく、ともに何事にも挑戦し常に前向な努力を続け「強くしなやかな議長会」を目指していきたいと決意を新たにしております。
 皆さまには引き続き、ご指導とご協力を賜りますようお願い申しあげます。
 結びに、丙午のめぐりが、皆さまの新しい1年の背中を押してくれる希望あふれる年となりますよう心より祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。
2025/09/24 千種和英 (佐用町議長)

 「住民に信頼される議会をめざして」

 兵庫県下はもとより全国各地で議会のあり方とその意義が問われています。地方議会、特に町議会では議員のなり手不足と処遇改善、またその現状を住民に知ってもらうための様々な取組みが実施されています。

 過去を振り返ると、私が佐用町議会に初当選した平成264月、その前月の3月に「佐用町議会基本条例」が制定され、その冒頭には、地方分権の時代に対応できる町民に身近な議会及び議員活動の活性化と充実のために、議会運営の基本事項を定めることによって、調整の情報公開と町民参加を基本とした豊かなまちづくりの実現に寄与することを目的とする、とうたわれています。全国各地で同様の条例が制定されました。

 佐用町議会も各地の議会同様に議会報告会を開催し住民への「情報公開」と、住民の声を聴く「広聴」に取組みました。ただ目指した「議会からの政策提言」の実現には至っていません。その後のコロナ禍で開催できなかった時期を経て、現在は休止している報告会・懇談会の開催方法を模索することも含め、全議員で構成する「議会のあり方勉強会」を定期的に継続して開催しています。

 県下の他議会においても『神河町議会のあり方ゼミナール』(神河町議会)・『カフェトークたいし』(太子町議会)等を開催され定数や報酬、議会の役割について住民の皆さんと意見交換を重ねられています。

 県下12町議会の議長で構成するこの議長会においても、共通の課題と、異なる各町の背景や条件を理解しつつ、情報を共有し意見交換をしながら議会改革に取組み「住民に信頼される議会」を目指しています。

 過疎・高齢・少子の人口問題、財政の健全化、医療福祉の維持、公共施設やインフラ設備の維持管理における保守と更新、産業振興、教育水準の向上等々課題も多く取り巻く環境は決して楽観視できませんが「住民に信頼される議会」として取り組んで参ります。引き続きのご支援をよろしくお願い致します。

2025/06/09 会長 岡田千賀子(播磨町議長)

 「就任あいさつ」

 令和7年5月14日に開催されました定期総会におきまして、会長に就任いたしました。
 身に余る光栄とともにその重責に身の引き締まる思いでございます。
 議長は、中立な立場で全体を見渡す力と調整してまとめ上げる力が必要だと考えます。私自身その力に長けているとは思っていませんが、何事にも挑戦し失敗も経験として反省しつつ前向きに努力を続け「強くしなやかな議会」を目指していきたいと決意しております。 
 女性議員や女性議長の存在は、女性活躍のフラッグシップとして、女性活躍の取り組みを進め議員の多様性・政治への関心を向上させることが可能だとも言われています。 女性が様々な課題にチャレンジする刺激や契機になり誰もが輝ける社会を目指し、女性のリ-ダ-が至ってふつうの社会になればと願っています。
さらに議長会の会長としては、県下12町議会相互の連絡協調をはかり、円滑な議会運営と地方自治の進行・発展に寄与するべく、ともに歩みを進め各町の課題を取りまとめ、県・国に届けてまいります。
微力ではございますが、会長として兵庫県町議会議長会の発展に最善の努力を尽くす所存でございます。
 何とぞ、ご指導ご協力を賜りますようお願い申しあげます。
2025/04/08 澤田正治 (上郡町議長)

 「未来を見据えて 82億分の1の責任を果たす」 

議員になって3年目の令和6年8月に、議長に選出されました。議員としてもまだ一人前になっていない自分に、はたして務まるのか悩みましたが、とにかく頑張るだけと腹をくくって7ヶ月。事務局に助けられながらなんとかやってきました。

こんな私ですが、議員になったときから、心がけている2つの観点があります。

1つは、今、地域でおこっている身近で喫緊の課題を的確に捉え、政策としてまとめ対処し解決すること。

2つ目は、その地域の将来に問題があるのかないのか、しっかり見据えて、対処しなければならないということです。

例えば、温暖化による気候変動が問題視されている現在においては、温室効果ガス(炭酸ガス等)の削減は必須です。地球規模の問題は、国だけでなく、地方の自治体(議会)もしっかりと解決のために対処しなければなりません。

産業革命期から250年、化石燃料を燃やし続けて、気温は、1.2度上昇しました。その結果、酷暑から秋を通り越して厳冬がやってくる現実です。集中豪雨と干ばつ(それによる山火事)。北極・南極の氷が溶け、海水面が上昇。農産物の生育地域が暑さで変わり、捕れる魚貝の地域の北限化が進んでいます。地球の逆襲とでもいうべき極端な気候変動による異変。このまま気温があと0.3℃上昇し、1.5度を超えると地球は取り返しのつかない状況になると言われています。

無限ではない有限な地球環境を自覚して、温暖化を人類の課題として対処しなければなりません。地球に住む全ての人が82億人分の1人の責任を果たさなければなりません。地方議会の議長として、全力で取り組む覚悟です。

我が町では高齢化と少子化、過疎化、人口減少問題は町の存続問題(消滅問題)になってきています。教育・文化水準を保ち、財政の健全化を図ることも喫緊の課題です。そして、今、町域付近に産業廃棄物最終処分場建設計画が進行しています。この問題が将来の住民にどう影響するのか。これにもまた、議長として、全力で取り組まねばならない課題です。

2025/01/06 会長 松浦崇志(太子町議長)

「新年ごあいさつ」

新年あけましておめでとうございます。

 本年、いよいよ「2025 大阪・関西万博」の開催を迎えます。兵庫県におきましては、県内各地で展開される「ひょうごフィールドパビリオン」を通じて、国内外の方に兵庫五国を体験していただく大きなチャンスであると捉えています。同時に、それぞれの地域に住まう人々が自らの取り組みを再評価し、シビックプライドが醸成されること、未来につながる持続可能な地域づくりがさらに進むことを期待しています。

また、本年117日は、阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えます。震災の経験と教訓をいつまでも忘れることなく、安心安全な社会づくりに向けた取組みを各関係機関とともに進めてまいりたいと思っています。自分自身やまわりの大切な人の命を守るために、日頃からの「防災意識の向上」「災害への備え」に取組む機会にしていただきたいと思います。

さて、令和55月、地方議会の機能強化を図るため地方自治法が改正され、地方議会の役割、議員の職務等が明文化されました。近年、地方議会に求められる役割や責務は増大していますが、住民から信頼される議会であり続けるためにも、私たち町議会議員は自らの能力向上に努めるとともに、職務に誠実に取り組んでいかなければなりません。

そのような中、昨年の全国町村議会議長会は、「議員のなり手不足対策」に積極的に取り組みました。とりわけ若者や女性、会社員など多様な人材の議会へ参画を促す観点から、低額な議員報酬の改善、適正化に向けた環境整備を図る目的で「町村議会の議員報酬の適正化を促進するための決議」ならびに「議会・議員活動の豊富化、議員報酬の適正化に関する決議」を行いました。これらにより、昭和53年に全国町村議会議長会が示した町議会議員の報酬の全国水準を「町長の給与月額の30%程度とする」とした指針を廃止し、住民の理解を得て、市議会議員との均衡を踏まえ、「町村長の給料月額の47%程度を目指すこととする」という新たな指針が示されました。

 そこで、本会といたしましても、本年は町議会の議員報酬の適正化に向けた取組みについて、議論を活性化させるとともに、全国の町村議会と一体となって歩みたいと考えています。そのためにもまずは、各町議会が更なる議会改革を進め、議会・議員の活動量を豊富化し、住民福祉の増進に資する活動を積極的に実践していただくことをお願い申し上げます。

結びに、兵庫県12町議会が一層の連携・協力を図りながら、それぞれの地域の課題解決に努め、均衡あるふるさと兵庫の発展につながりますこと、また本年がお一人おひとりにとって、実り多き素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げまして、新年のご挨拶といたします。

2024/08/29 澤田俊一(神河町議長)

  令和5年5月の臨時会において議長に就任し、早4ヶ月が過ぎました。改めてその責任の重さを痛感しつつ精進しております。また、同月開催の兵庫県町議会議長会臨時会において本会副会長に選任されました。松浦会長を中心に、日原会長と共に会務運営に努めてまいりますので、みなさまのご協力をお願いいたします。

 令和4年4月の神河町議会議員選挙は、定数12人に対し立候補者11人で定数割れ、無投票となってしまいました。この結果を重く受け止め、議会運営委員会を主体として議会改革に取り組みました。

「議会が何をしているか分からない。議員の活動が見えない。」という声に応えるため、意見交換会の裾野を広げるとともに、各常任委員会が次年度の予算編成に対する政策提言を行いました。政策提言の狙いは、①議会力を高め、町執行部と町民に議会の存在意義を示すこと、②委員間討議を重ねることによる議員個々の資質向上の2点です。提言した内容は一定の成果はありますが、引き続き進捗を確認していきます。

令和6年5月の臨時会において、議会改革調査特別委員会(議長を除く全議員)を設置しました。新たな取組は、①適正な議員報酬及び定数の調査、②議会のあり方ゼミナールの開催です。ゼミナールは、住民を対象に参加者を公募し、これからの議会と議員のあり方を考えるセミナーやワークショップをとおして、議会に関心を持ち理解いただける住民を増やすことで議会の活性化を図るものです。

 県下の町議会議員の皆様に、成果を報告できるように頑張ります。議会改革の情報共有とアドバイスをいただければ幸いです。

2024/03/26 前川裕量 (福崎町議長)

  令和5年5月の改選、議長に就任し、まもなく1年を迎えようとしています。

日々、判断を迫られる事案や各種会議等への出席など、振り返ればあっという間であったと思います。

福崎町では、今3月定例会に2カ年をかけて検討されてきた、第6次総合計画の案が提案されています。町の針路・将来像である「活力にあふれ 風格のある 住みよいまち ~住んで 学んで 働いて 未来につながる福崎~」を継続し、今後の10年間でこの将来像が実現できるよう、議会としても行政と力を合わせて、全力で取り組んでまいります。

ここで、福崎町の話題を1つ。大手不動産業者による「街の幸福度ランキング2023自治体兵庫県版」で、福崎町は2年続けて1位となりました。同時に行われた「住み続けたい町ランキング」ではベスト10に入っていません。先程申し上げた、第6次総合計画を体現することで、両方で評価をしていただけるまちを目指し、関係機関とも連携を密にしながら取り組んでいきたいと考えています。

議会としての役割につきましては、行政と車の両輪にように協調して課題を解決することも大切ではありますが、行政の独断や専行を防ぎ、公平・公正なバランスのとれた行政運営がなされているか、チェックすることも大切なことであると考えています。

議会、また議員として、町民の皆様の負託に応えられるよう研鑽に努めてまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いします。

2024/01/05 会長 松浦崇志 (太子町議長)

「新年ごあいさつ」

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 日頃より兵庫県町議会議長会の会務運営及び諸活動につきまして、ご理解・ご協力を賜り心より感謝申し上げます。
元日夕刻に発生いたしました「令和6年能登半島地震」で被災されました皆様には、心からお見舞い申し上げますとともに、尊い命を失われた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
「災害は待ってくれない。」「いつ起こるかわからない。」このことを改めて考えさせられた年初めでした。皆様におかれましても、自分自身やまわりの大切な人の命を守るために、日頃からの「防災意識の向上」「災害への備え」を改めてお願いしたいと思います。
 さて、2024年の干支は、甲辰(きのえ・たつ)です。干支にはそれぞれ意味があり、今年は「春の日差しがあまねく成長を助く年」とのことです。これまでの努力がまさに実りの時を迎える、そんな一年であるよう願っています。
昨秋に開催されました第67回町村議会議長全国大会において、「議会の機能強化及び多様な人材が参画するための環境整備」が国への第一要望として決議されました。その内容は、「低額な議員報酬の改善」、若者や女性、会社員など多様な人材の議会への参画を促進するための「休暇・休職・復職制度の整備」、地方議会に対する住民の理解と関心を深めるための「主権者教育の推進」など、主に議員のなり手不足の解消や議会の多様性などに重点が置かれたものでした。同時に、私たち議員自らがそれぞれの議会を活性化させ、住民の議会に対する関心・理解を深める取り組みを行うことが求められているのではないでしょうか。議会がそれらを着実に実践し、成長する年となるように、ともに励みたいと思います。さらに、それぞれの町で直面する地域課題と向き合いながら明るい未来を切り拓いていくために、12町議会が一層の連携を図りながら、一致結束して果敢に行動していくことが重要です。引き続き、本会に対しまして、ご支援・ご協力を賜りますよう何卒お願い申し上げます。
 結びに、兵庫県12町並びに12町議会の更なる発展と、議員各位の益々のご活躍を祈念致しまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
2023/08/31 長尾克洋 (市川町議長)

 「社会の変化に対応できる議会を」 

 去る令和5年8月6日に市川町長・市川町議会議員の選挙が行われ、令和5年9月23日から第17期議員の任期が始まります。現職5名に新人7名が加わり、平均年齢もぐっと若返って、政党色豊かな構成となりました。

 私たち市川町議会は令和4年12月定例会で500回の記念すべき議会を迎え、この意義ある第500回議会を契機に、将来を展望したところであります。限られた財源をより一層重点的かつ効率的に配分し、町民の要望を町政に反映させていくため、議会の果たす役割が非常に重要となります。

 議決機関として町民の意見を迅速に察知し、町政に反映させていくこと、また町民の代表として町政運営の監視機関であることを十分認識し、今一度全議員が厳格な倫理意識をもって行動し、議会力アップに努めなければなりません。

 子ども達がすこやかに育ち、若者が誇りをもって活躍し、お年寄りが安心して暮らすことの出来る市川町を目指して、新たな体制で、住民福祉の向上に向けた自治体経営を訴えてまいりたいと思います。

2023/07/11 会長 松浦崇志(太子町議長)

 「就任あいさつ」

 令和5529日に開催されました定期総会におきまして、会長に就任いたしました。誠に身に余る光栄でありますとともに、その職責の重さに身の引き締まる思いでございます。微力ではございますが、会長として、兵庫県町議会議長会の発展に全力を尽くす所存でございます。

 さて、令和5年58日、新型コロナウイルスの感染症法における位置付けが変更され、社会は本格的な「ウィズコロナ」へとステージを移しています。さまざまな社会経済活動が再開される中、兵庫県におきましては、2025年の大阪・関西万博の開催に合わせて県内で実施される「ひょうごフィールドパビリオン」の展開に向けて動き始めています。この事業が、それぞれの町の魅力を新発見、再発見する絶好の機会となると同時に、地域の活性化や交流人口の増加、ふるさと愛の醸成につながることを期待しています。

 また、令和5年5月、地方自治法の一部が改正され、地方議会の役割及び議員の職務等が明確化されました。議長会といたしましても、多様な人材が町議会に参画し、住民に開かれた活力ある議会となるよう、今後とも尽力してまいります。さらに、議会のデジタル化など新たな取り組みを推進し、県下12町議会と一致協力しながら、円滑な議会運営と地方自治の振興・発展に寄与するべく、ともに歩みを進めてまいります。

 何卒、ご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2022/10/07 河野照代 (播磨町議長)

「 ハイブリッドのまちづくりが始動」

 令和4年7月13日播磨町では新町長が就任されました。住民、企業、議会、行政の四輪駆動「ワンチームはりま」で新しい播磨町の発展を構築するという町長の公約に議会も一翼を担う存在として取り組んで参ります。いよいよ「ワンチームはりま」が始動しハイブリッドのまちづくりが始まろうとしています。

  一方で播磨町議会は2000年施行の地方分権一括法に基づき、県下でいち早く議会改革に着手し議会基本条例を制定し、議会報告会を実現させました。国と地方を上下主従から対等協力の関係に位置づけたこの法によって、播磨町議会の先人たちが連綿と繋ぎ築いてきた進取の気概あふれる町として、議会の活性化を目指して参りました。

 播磨町議会議長として、今後はアフターコロナを見据え、感染症対策をはじめ年々増加している激甚災害に対して議会としての危機管理の在り方をどうすべきか検討課題であると痛感しております。

 議会は想定外を含めたリスクマネジメントが出来ているのかどうか、真に住民のための議会であり続けることが出来ているのかなど、これらを検証しコロナ禍で中止していた議会報告会の再開に早急に取り組んで参ります。

 意思決定機関である議会においては執行機関である行政の監視と評価を行い、議会本来の審議機能を果たし続けることを目指して参る所存です。

2022/04/22 池田いつ子 (稲美町議長)

「給食は稲美町の『宝』」

  稲美町では、特産の六条大麦(麦茶用)が、青々と美しい季節になりました。

「食べることがまず何よりも大切」という思いを込めた我が町自慢の小中学校給食を知っていただきたいと思います。

週のうち4回の米飯給食の日は、「稲の美しい町」として、生産地であるからこその美味しいお米を子どもたちに食してもらおうと、特別栽培米の「万葉の(」を使っています。標準米との差額は、JAと町が2分の1ずつ負担しています。

「ご飯が好き」という子どもたちが多いのは、健康のための教育である給食が生きた教材として活用されている証で、本当に嬉しい限りです。

 また、年間40種類以上の地元食材が使用され、地産地消給食等メニューコンテストで、10年連続、近畿農政局長賞受賞という金字塔を打ち立てたことも大いに誇れるところです。

「給食を通じて稲美町を知り、大好きになってほしい。残さず食べて、丈夫な体を作ってほしい。」という現場の栄養教諭や調理員の願いどおり、子どもたちは給食を完食しています。かつおと昆布でだしをとった本物の味を、子どもたちはよく知っています。9年間の給食は、子どもたちの味覚を育てるとともに、生産者のみなさんに感謝する心も育み、よい循環が生まれています。

 毎日いただく給食の質が高くて美味しいことは、子育てのなかでも大切で、私自身、息子たちがこの給食で育ったことが最大の誇りであり、稲美町に住んで良かったと感じています。

2022/02/02 笹倉政芳 (多可町議長)

 「『ありがとう』があふれる町づくり」

  日ごろから多可町議会に対しまして、ご理解とご協力を賜っておりますことに、心から感謝とお礼を申し上げます。

昨年11月に新しい議会構成が決まりました。私たち14人の議員は、行政と一体となって子や孫の世代が住んで良かったと実感できる町づくりに全力で取り組んでいくことを誓い合ったところです。

今後は、開かれた議会運営を目指し、情報発信を念頭に住民との意見交換、アンケートの実施や、モニター制度の導入などの計画を進めていきます。また、令和4年2月10日には兵庫県町議会議長会にお世話になり「一般質問のあり方」をテーマに課長の東 亜貴子様、相談員の長濱秀次郎様に、ご指導いただくことも予定しています。

さて、この2年間、住民の生活や経済活動に甚大な影響をもたらしております新型コロナウイルス感染症ですが、住民のご理解のもと総力を挙げてこの厳しい試練を乗り越えようとしています。コロナ禍から学べたことは東京一極局集中よりも地方分散型社会への移行であります。これをチャンスととらえれば、新たなニーズに対応できる可能性が広がったともいえると感じています。

ところで、多可町では、「ありがとう」があふれる町づくりを目指し、一日に一度は誰かを褒めよう、また感謝の気持ちを伝えようとの思いで「多可町一日ひと褒め条例」を施行しています。今では学校や地域挙げて取り組まれているところがあり、大変うれしく思っています。

コロナ禍で心までが疲弊しがちですが、こんな時こそ「一日ひと褒め」を皆さんとともに実践していきたいと思います。その先には必ず笑顔が待っていると確信いたしております。是非、誰かを褒めてこんな良い事があったよと多可町議会事務局にメッセージをお寄せください。よろしくお願いします。

どうか、今後ともより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ私からの随想といたします。ありがとうございました。

2022/01/04 会長 西谷 尚 (香美町議長)

 「新年を迎えて」

 2022年の輝かしい希望に満ちた新春を、ご家族おそろいで健やかに迎えられましたことを、心からお慶び申し上げます。
 昨年は新型コロナウイルス新規感染者数が過去最大となり、東京オリンピックも無観客の中で開催の運びとなりました。
 オリンピックはやや盛り上がりに欠けた訳でありますが、そのような中でも多くの日本人選手のメダル獲得に大きな感動と勇気を与えて頂きました。
 その後、新規感染者数も大きく減少する中、アフターコロナを見据えつつ第6波の到来に備えながら、また、オミクロン株の動向を見極めながら、地域の経済活動を従来の姿へと戻していかなければなりません。
 私達12町の小規模自治体は自主財源が乏しい中、人口減少や過疎化・少子高齢化という厳しい課題に直面しながら、住民福祉の向上のため、各町の特性を生かし独立性・独自性を発揮する中で、魅力ある地域づくりのために共に取り組んでおります。
 また、定住人口の増加、子育て支援や適切な教育・社会保障の行政サービスの提供、住民の生命と財産を守る防災・減災、未知のウイルスに対する感染予防対策等の取組みとデジタル化の取組みも含めて昨年、国に強く財政支援及び予算措置の要望をしたところです。
 私は就任して半年が過ぎようとしておりますが、
 12の町におきましても議会の世代交代を感じています。
 また、若返りと同時に未来を見据えたデジタル化の取組みが重要と感じています。
 行政ではDX 化の取組みを進めていますが、その取組みは1カ所だけで完結すれば良いと言うものではありません。全てが繋がってこそ、最大の効果が得られるというものです。
 最近ではITやICTの活用によるデジタル化に取組まれている町も見受けられるようになりました。
時代の流れはデジタル化に向いています。議会も時代に取り残されることなく果敢に活用していくことがこれからの議会のあり方だと思います。
 まさに令和4年は、何事にも挑戦していく力強い年で無くてはなりません。
 各議長には、議会におけるデジタル化を含め、新たな取組みに期待をしているところであります。
 今年も議長会として12町の議長と一丸となって、町民の皆さまの生活の安定と、福祉の向上のために全力で取り組んでまいります。
 新しい年が町民の皆さまにとって、力強く希望あふれる素晴らしい年となりますようお祈りいたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。
2021/12/01 宮本泰男 (新温泉町議長)

「議会改革をすすめ、品位、品格のある議会に」

   新温泉町議会議長に、本年1117日に就任いたしました。

 私は町民から信頼される議会、品位と品格のある議会、自由闊達な議論ができる議会にしたいと考えています。

 

 そのためには次の5点について取り組んでまいります。

 

 1「議会の使命を忘れない」

 町民の福祉の増進に寄与するため、町民の意見を大切にします

2「開かれた議会」

 議会だよりの発行、議会報告会の開催など議会広報活動を推進します

3「行政と対話する議会」

 町と一定の距離を保ちながら、提案できる議会にします

4「議員の研鑽」

 日頃の研修、研鑽はもとより、状況を見ながら視察研修を実施します

5「議会のデジタル化」

  タブレット端末の導入に取り組みます

 議会改革がより良い町づくりにつながると思います。各議員に議会の改革や見直しを強く意識していただきながら、議長としてリーダーシップをもって議会改革を進めていきたいと思います。

 

 

2021/11/01 中島孝雄 (猪名川町議長)

「より開かれた議会を目指して」

猪名川町議会議長に本年922日に就任し、早いもので1ヶ月が経過しました。

この間、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言が10月に解除されましたが、本町においても、新型コロナウイルス感染症により、各種イベントが中止になるなど、対応に苦慮するとともに依然、予断を許さない状況にあります。

感染の再拡大が起こらないこと、一日も早く住民の皆様が安全・安心な日常生活に戻れること、また、地域経済においても活力が戻ることを念願するばかりです。

また、新体制になり、これまでの議会運営について、住民からも議員や議会のあり方について厳しい意見等を頂く機会がございます。

このような中、議員それぞれが議員・議会の役割を改めて考えるとともに、見直しや改善を図っていく必要もあると考えております。

より開かれた議会を目指すためにも、二元代表制の一翼を担う議会として行政とともに、新型コロナウイルス感染症や2025年問題、多発する自然災害への対応など山積する様々な課題に対し、全力を傾け議会運営に取り組むとともに、今後も、本町の発展と住民福祉の向上のため、誠心誠意尽力してまいりますので、ご支援賜りますようよろしくお願いいたします。

2021/09/24 廣納良幸 (神河町議長)

「新型コロナウイルス感染症と共に」

 神河町議会議長に就任してから14ヶ月、当初は新型コロナウイルス感染症を対岸の火事程度に考えていたと思います。感染が徐々に拡がり世界中に蔓延し、高齢者の死亡者が増えましたが、ワクチン接種が65歳以上に普及し死亡者が劇的に減りました。しかし、次は強い感染力を持った変異株、デルタ株が拍車をかけ、現在では10歳以下の若年層でも多く感染し、若者でも死亡者が出始めている状況です。

 神河町では、若年層にも接種を呼びかけ、102日の1回目の接種を最後に集団接種を締め切ります。

 現在、神河町は県下で4番目の接種率であり、住民の皆様のご理解とご協力のお陰と感謝しております。今後とも、行政運営、住民福祉の向上にかかるサービスがスムーズに履行できるように、議会としても力一杯頑張ります。 

 

2021/08/11 会長 西谷 尚(香美町議長)

「就任あいさつ」

  去る、7月28日に行われた令和3年度総会におきまして会長に就任いたしました。

 身に余る光栄とその重責に対し、身の引き締まる思いであります。もとより微力ではありますが、決意を新たにして、地方自治の発展と兵庫県町議会議長会の発展のため、最善の努力をいたす所存でございます。

さて、まだまだ新型コロナウイルス感染の収束が見えない中、一年遅れの「2020東京オリンピック」においては、日本人選手のメダル獲得の姿に、私達も感動と多くの勇気をいただきました。

このコロナ禍における2年の間、私達の生活スタイルも大きく変化しました。なかでも密を避けるためのリモート会議やテレワーク等、ICTやAIの活用による急激な社会の変化には目を見張るものがあり、議会においても、将来を見据え、時代に即した活用と取組を受け入れていく必要性を感じています。それは、デジタル化を取り入れることで合理化を進め、今後も進みゆく少子高齢化や人口減少社会にも対応できる議会のあり方を検討する必要があると思うからです。

議長会としては、引き続き町議会相互の連絡協調をはかり、円滑な議会運営と行財政の振興、発展に寄与すると共に、議会関係者の総力を結集して、各町の課題を取りまとめ、県・国にしっかり届けてまいります。

何卒、格別のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2021/07/05 石堂 基 (佐用町議長)

「人に寄り添う」議員活動

  昨年の年明け、予期しない症状から発症し特定難病の宣告を受け計画的な継続治療が必要な身体になりました。年齢も65歳が近づき身体的な衰えを感じていた頃ですが、この宣告にはかなりショックを受けました。期を同じくして多くの仲間から議長への推薦をいただき、その職責と身体的な状況を熟慮してその職にあたることを決めました。就任後は、議員の皆さんのご理解とご協力に助けられ無事に職務を進めていますが、副議長と事務局の存在は気持ちのよりどころであり感謝の言葉しかありません。

 宣告を受けてから振り返ると、議員生活も15年を迎えています。この間の活動内容や、残された時間を考えると、その日、その時ではなくその時間を大切にする生き方を強く思うようになりました。地域の皆さんとの対話の時間や行政との協議時間、議員との懇談など、そんな中でも、私の体を心配して見守ってくれる家族との時間は何にもかえがたい大切なものです。新しく増えた家族の存在や孫たちの成長は、日々の安堵感でもあり次につながるエネルギーにもなっています。病の発症から、多くの皆さんに支えられていることを改めて実感することになり、これまで以上に「人に寄り添う」議員活動を意識する毎日です。

 モヤシは、わずかな光を求めて成長しますがあまり光が多くあると、その成長を止めてしまいます。これまでの議員生活を振り返ると、満たされた光に安堵していた自分があり反省しきりです。残された時間を大切にし、一筋の光明を求めながら「寄り添う」活動を心がけて邁進していきたいものです。

2021/06/04 玉田正典 (太子町議長)

 「徒然に」

今年は、例年にない早い梅雨入りだそうです。

今巷では、東京オリンピック・パラリンピック開催の是非が大きな話題になっています。これは、新型コロナウイルス感染症の爆発的な感染拡大による医療体制の逼迫が連日マスコミを通じて報道され、国民の不安感が払拭されないままであることが大きな原因の一つと考えます。そうしたなか、ワクチン接種に光明を見出し重症化しやすい高齢者からの接種が始まりました。

太子町においても510日から町内の医療機関で予約を開始しました。接種を希望する対象者からは、電話が通じないため、子どもや孫にネットで予約を取ってもらったという声が多く聞こえました。当局も連日の対応に必死で取り組んでいますが、なかなか追いつかないのが現状で人手の確保が急がれています。

国を挙げてデジタル化に取り組んでいこうとしている矢先、身近なところに課題が転がっていました。

一方、太子町は町制70周年の記念の年を迎えています。しかしながら、この状況下で企画していた記念行事は延期、縮小を余儀なくされ、主催者及び参加予定者ともども寂しさは隠せません。これは、子ども達の学校行事にしてもしかりで一日も早い収束を願うばかりです。

 議会としては、議員がお互いに共通認識をもって事に対応していくことが大事なことだと考えています。

 当局から提出された案件の経緯をしっかり見据えながら議論を重ねること、これが町民から負託された責務と考え、議会の運営を図っていきたいと思います。

2021/05/06 梅田修作 (上郡町議長)

「コロナ渦での議会の取り組み」

 上郡町議会は、この2年間、議会改革の最重点課題として議会だよりの刷新に取り組んで参りました。コロナ禍で各種行事が中止となり、住民と接するにも制限があるなかで議会と住民との距離感をこれまで以上に感じるようになりました。また、町内には情報伝達の地域格差があることも問題です。それはケーブルテレビ加入率に起因します。ケーブルテレビでは町からのお知らせや議会中継が放映されますが、未加入世帯には放映されず、情報格差が生じています。またこれらの世帯への情報伝達ツールも限られているのが現状です。このような現状で、的確に情報を伝え、議会への関心を高めるかについても解決しなければならない課題の一つでした。そこで、議会だよりが全世帯へ配布されているという強みを生かし、どの住民にも手に取ってもらい読んでいただける議会だよりにするため、早急に紙面を見直す必要があると考えました。

新たな取り組みは大きく分けて3つあります。1点目は、地元上郡高等学校と連携協定を結び、高校生からモニターとして記事を寄稿していただくこととしました。2点目は、住民と係わりながら議会だよりを作ることです。町内で活躍する団体を取材し、毎号特集ページを設けました。表紙写真の公募を行い、町内で撮影された写真で、発行月に合った季節感のあるものとするよう条件を設定しました。3点目は、紙面レイアウトの変更、QRコードの活用、用語解説、紙面のカラー化です。

  その成果があり、当初、高校生モニターから、わかりにくい、読む気がしないと厳しいご批判を頂いていた議会だよりでしたが、格段に見やすくなったと改善を評価していただけるようになってまいりました。限られた文字数でいかに情報を分かり易く訴求させるにはまだ多くの課題があります。7月に改選を迎える上郡町議会ですが、今後も手に取って読んでもらえる議会だよりを目指して取り組むよう委員一同、心合せを行った次第です。

2021/02/03 北山孝彦 (福崎町議長)

 「令和3年とコロナ禍」

 現在の社会経済情勢は、国際化、情報化、少子・高齢化が急速に進行していますが、令和2年は新型コロナウイルス感染症の拡大という別の次元の困難が世界規模で降りかかりました。歴史を振り返りますと、百年に一度は疫病が大流行するともいわれています。今を生きる私たちにとっては思いがけないことであり、経験のない事態に直面しています。この間、医療従事者の献身的な努力に心から敬意と感謝の意を表します。

新型コロナウイルス感染症の終息をみないまま令和3年が始まりました。開発されたワクチンの接種については、国や県と連携して、市町村が行っていくことになります。現代の知恵と技術を結集して少しでも早く日常生活を取り戻し、経済の循環につながることを願います。

ここで、福崎町の話題を一つ。令和2年8月発売の某雑誌で「コロナ時代の移住先ランキング」という特集記事があり、福崎町が近畿地区で第1位に選ばれました。「コロナ禍が生んだ数少ないプラス面。それは通勤せず家で働くテレワークの普及だ。結果、多くの人が都会を脱出し始めた。では、どこに住めばよいのか。これが、コロナ時代の移住先ランキングだ。」として、「将来伸びる街」など独自に8つの指標から分析、福崎町は概してバランスのとれた街という分析がなされていました。このことは、福崎町について、住民でない方がとらえた内容であり、また、多くの町民が自覚していなかったものの見方でもありました。同時に、このような視点も加味したハード・ソフトの整備・整理そして再構築が必要と改めて認識いたしました。

令和3年は福崎町制65周年の年となっています。私ども議決機関といたしましては、福崎町第5次総合計画「住んで、学んで、働いて 未来につながる福崎」を礎に、コロナ禍の中(ウィズコロナ)、その後(アフターコロナ)を見据え、今後さらに総意工夫を重ね、福崎町の発展に鋭意努めてまいります。

2021/01/04 会長 中井 勝 (新温泉町議長)

「新年のごあいさつ」                     

新年明けましておめでとうございます。
 皆さまには、希望に満ちた初春を迎えられましたことと心からお喜び申し上げます。
昨年を振り返りますと、国の内外で新型コロナウィルス感染症の感染拡大という試練の一年でありました。未だ、収束は見通せず、住民の皆さまにも不自由な生活をお願いしているところです。ただ、早ければ3月にもワクチン接種が始まる可能性があるということですので、明るいきざしといえましょう。
さて、2021年は丑年です。牛は昔から農業には欠かせない相棒のような存在でした。美方郡産但馬牛は日本農業遺産に認定されており、今年は世界認定にチャレンジいたします。優れた資質、品位、肉質を合わせ持つ但馬牛は、全国の和牛生産地から求められ、今や但馬牛は日本の誇りと言えます。丑年のこの年に、世界認定が実現することを皆さまとともに期待したいと思います。
また、コロナ禍の中、未だかつて経験したことのない新たな環境の日々に直面し、まさに行政、議会の真価が問われているといっても過言ではないと思います。町議会といたしましても、住民の皆さまの声をしっかりお聞きする中で、行政と真摯に議論を重ね、ともに知恵を出し合って、将来を見据えたまちづくりに取り組んでまいりたいと思います。
丑年は、粘り強さや堅実さを表す年と言われます。昨年から続く難局を乗り越え、山積する行政課題に対して、一歩一歩確実に責務を果たしてまいりたいと思います。
結びに、県下12町の議会が連携し、地域の実情に応じて特色ある町づくりが進められますよう尽力いたします。本町も町議会議長会へのご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
 

 

2020/11/12 長尾克洋 (市川町議長)

 「議員としての自覚」

 2020年は、新型コロナウイルス感染症に始まり、終息に向けた対策がとられる中、9月には憲政史上最長となる第2次安倍内閣から菅内閣が継承する形で発足しました。最優先課題である新型コロナウイルス感染症対策では、冬場を迎えての感染拡大防止とインフルエンザとの同時流行を踏まえた対策が求められています。

 また、新型コロナウイルスによる地域経済の疲弊は、大きな影響を及ぼし経済対策が急務となっています。GOTOトラベル・イート等、人も経済も動き出してはいますが、まだまだ予断を許さない状況が続いています。各町におかれましては、ウィズコロナを想定した「新しい生活様式」を実践した各種行事や事業にご苦労され、今後はデジタル化に向けた取り組みが推進されることと思います。

 このような状況の中、貴重な自主財源である税財源の減収が見込まれ、厳しい財政事情となることが想定され、二元代表制としての議会の役割は重要になります。今一度、議員が公人として自らの責任と役割をしっかりと自覚すると共に、厳格な倫理意識をもって行動し、山積する諸課題の解決に向け全力を尽くさなければなりません。子どもたちが健やかに育ち、若者が誇りをもって活躍し、お年寄りが安心して暮らすことのできる、住民福祉の充実した町づくりを訴えてまいります。

2020/08/17 神吉史久 (播磨町議長)

「新たな脅威と戦う年に」

 2020年は東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催され、世界中がアスリートやパラアスリートの活躍に興奮し感動しているはずでした。しかし、新型コロナウイルス感染症が全世界に広がり、全世界が新たな脅威と戦う年となりました。
 日本では、学校の長期休業や4月から5月にかけての緊急事態宣言の発令など、社会・経済に大きな影響がありました。また、7月になりPCR検査の陽性者が増え、全国的に感染者が増加しています。
 命を守る感染拡大防止のためには、社会活動を抑制する必要があります。一方で、生活を守るためには抑制しすぎないことが求められます。この両者をどの様にバランス取るか、非常に難しい状況が続いています。
 このような状況の中で、地方議会は各地域の実情に応じた対策をどう行うかスピード感を持って対応しなければなりません。そして、この感染症の影響は今後数年続くことが予想されます。その影響を最小限に抑えながら、議会の役目である住民福祉の向上に努めてまいります。

2020/06/11 山口 守 (稲美町議長)

「パンデミックの議会対応」

 新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言が解除されました。
 このたびの新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方に心から哀悼の意を表しますともに、現在治療中の皆様の一日も早い回復をお祈り申し上げます。併せて感染リスクに晒されながらも、住民の生命を守り、生活を支えてくださっている医療従事者をはじめ、すべてのエッセンシャルワーカーの皆様のご奮闘と献身に心から感謝申し上げます。
 さて、稲美町議会では緊急事態宣言発出に伴い、一昨年に定めた「稲美町議会大規模災害対応指針」に基づき議会対応を行いました。
具体的には、
・議員やその家族が陽性と判明した場合は、議長に報告する。
・町当局に対する、照会、要望等は原則として議長が集約し、一元的に行う。
・議長は、情報を収集・一元化し、必要に応じて議員へ提供する。
・委員会の日程等について、委員長と議長が協議して決定する。
などです。
 実際に、常任委員会の閉会中審査の中止の決定、各議員からの個別要望は議会事務局を通じて町当局への申し入れなどを行いました。また、全員協議会で各議員の要望を集約し、議論を経て、ほぼ全議員が同意した要望については、議会として町長へ要望書を提出しました。6月議会で補正予算に盛り込まれた水道の基本料金減免施策は、議会として要望したものです。
 しかし、「稲美町議会大規模災害対応指針」には、新型コロナウイルス感染症拡大、いわゆるパンデミックについて、あまり想定していなかったのも事実です。
 長期間にわたる三密を避けなければならない中での本会議や委員会開催のあり方、感染者や感染地域の情報の取り扱い、感染拡大を防ぐための対応、住民の生活を守るための対応など多岐にわたります。今後の課題として、議論の必要性を感じています。
 そして、住民と議会、町当局と議会、議員同士が知恵を出し合い協調していくことが、ウイルスの脅威と共に生きていくための鍵であると感じている昨今です。

2020/04/24 吉田政義 (多可町議長)

「さあ、今日も誰かにありがとう」

 新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、4月7日には緊急事態宣言が兵庫県を含む7都府県に発令されました。また、16日には全国に拡大いたしました。県下でも500人を超える感染者です。多可町議会でも感染者・濃厚接触者発生時における対応や健康観察、正副議長の同時出席の回避等、措置期間中の対応についてマニュアルを作りました。早い終息を願います。
 多可町では、「多可町一日ひと褒め条例」を推進しております。少子高齢化の進展、若者の流出が続く状況で、ふるさとの商工業を担う若者(商工会未来創造実践部)と議会が、大きなお金をかけずに、まちを明るく健全で活気あるものにしたいと考え、条例を作ろうということになりました。ワークショップを重ね、文言整理などを行い、平成30年12月議会において可決し、平成31年の1月に施行いたしました。一日に一度は人を褒める。または感謝の気持ちを伝えることにより、互いの心を尊重し、明るく前向きな活力ある社会を築く。良い言動や成果を見つけ出し、褒める言葉を伝えることにより、より一層「頑張ろう」という活力を生み出す。「ありがとう」の感謝の言葉「ごくろうさま」のねぎらいの言葉も互いの心に温かさを生む。多可町の住民はもちろん、町内に通勤・通学される方、町内事業所・学校園に積極的に取り組んでいただく。この様な時だからこそ、明るく気持ちの良い一日が過ごせたらと思います。

 『情報通信技術の発達により生活は便利になった。特に情報伝達においては、SNSの普及により瞬時にして情報が世界を駆け巡る時代である。しかしながら、コミュニケーションを促進し、社会的なネットワークの構築を支援するはずの技術が、匿名のまま他人を批判、傷つけることができる時代にもなった。人と人が言葉を交わすことは、心と心を通わすことでもある。褒める言葉や感謝の言葉は、人々により一層寛容な心を養い、元気な社会づくりに大きく寄与できる。よって、敬老の日発祥のまち多可町は、住民、事業所、町が協働して元気で明るく心豊かで「ありがとう」があふれるまちづくりを目指し、ここに一日ひと褒め条例を制定する。』(前分より)

2020/02/04 下坊辰雄 (猪名川町議長)

「よりよい議会運営を目指して」
 昨年は、平成という一時代が終わり、令和という新たな時代の幕開けとなった記念すべき年でした。また、本町議会では9月に選挙が行われ、定数16人の約3割となる5人の新人が当選されました。
 この選挙で大きな争点の一つとなったのが、本町が地域創生の取り組みとして進めている「道の駅移転計画」です。本計画に対する住民の関心は高く、昨年6月には、住民からその移転の是非を問う住民投票条例が直接請求されました。住民投票や道の駅移転については、議会でも賛否が分かれているところであり、大きな懸案事項となっております。
 新体制になり、新議員からはこれまでの議会運営について疑問視する声も聞かれます。また、住民からも議員や議会のあり方について厳しい意見等も頂いております。
 このような中、今後、より開かれた住民目線の議会を目指すためにも、議員それぞれが議員・議会の役割を改めて考えるとともに、議会としては、これまで先人たちが築き上げてきたものを大切にしながらも、必要に応じた見直しや改善に取り組んで参りたいと考えております。
 今後とも、研修や情報交換等を通じて研鑽を重ねてまいりますので、ご支援賜りますようよろしくお願いいたします。

2020/01/06 会長 中井 勝 (新温泉町議長)

「新年ご挨拶」

 昨年は、ラグビーワールドカップにおける日本代表の大活躍が、日本中を熱狂の渦に巻き込み、その精神に感銘を受けた人が多かったと思います。本年は東京オリンピック・パラリンピックが開催され、世界の注目が集まります。社会の閉塞感や政治の淀みなどが払しょくされ、明るい社会に転換されることを強く期待しているところです。
 さて、20年前の2000年、地方分権一括法が施行され、国が持っていた権限や財源の一部が地方に移され、住民にとって身近なサービスは各自治体で決められるようになりました。介護保険制度がスタートしたのも同年です。大きな社会の転換があり、「地方分権」が叫ばれてから、はや20年になります。
 一方、町では人口減少や高齢化は、県下12町の状況に差異はあるものの都市部と比べて大きく先行しており、多くの行政課題を抱えていることは共通しています。地域のことは地域が責任をもって決める、このことこそが議会に課された重要な責務であり、地方分権の基本です。さまざまな課題の解決には、今まで以上に危機感とスピード感をもって取り組んでいくことが求められており、ますます議会の持つ役割への期待が高まっていると思っています。
 町議会は、町民の皆様の声をしっかりお聞きする中で、行政と真摯に議論を重ね、ともに知恵を出し合って、将来を見据えたまちづくりに取り組んでいかねばなりません。町民の皆様の負託に応えるため、ONE TEAM(ワンチーム)となって、no side(ノーサイド)の精神で、努力していかなければならないと決意を新たにしているところです。
 県下12町の議会が連携し、地域の実情に応じて特色ある町づくりが進められますよう尽力してまいります。本年も町議会議長会へのご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
2019/08/27 西川誠一 (香美町議長)

「議会が変われば町が変わる」
 昨今の地方議会を取り巻く環境は必ずしも良好とは言えません。議員報酬の低さなどが原因で議員のなり手不足に拍車をかけており、議員定数削減の声が各地で出ています。議会不要論まで出る始末です。
 香美町も2005年の4月に3町が合併して以来、町議選が4回行われましたが、そのうち2回は無投票でした。過疎化、人口減少、産業の衰退など問題、課題が山積する町であっても、町民は町政に無関心なのか、議会に無関心なのか、また議員に魅力を感じないのか推測できません。このような現状を打破するために、いまさらながら議会の責務や議員の仕事、役目をもっと町民に知っていただくことの大切さを実感しています。また報酬等の環境整備も必要であれば議論すべきです。加えて個々の議員の資質も問われているような気がします。
 議会が町民に寄り添い、町民の声を十分にくみ取ることにより二元代表制の本来ある姿を取り戻すことができれば、町民の議会への関心も増え活発な議論が展開されることと信じています。
 「議会が活力を失えば町も活力を失う」という信念を心に刻みながら開かれた議会を目指し、町民の代表であることの自覚と気概で議会を運営できれば香美町も良い方向へと導かれるでしょう。

2019/07/26 会長 中井 勝(新温泉町議長)

 「就任あいさつ」 

令和元年7月の臨時総会において会長に就任いたしました。

兵庫県町議長会は本年、創立70周年を迎え、この記念すべき年に、会長の大役を務められるますことは、身に余る光栄でありますとともに、その責任の重さに身の引き締まる思いです。

 さて、議会は「住民自治の根幹」でありますが、議員のなり手不足、議会不要論など多くの課題を抱えています。その課題解決のため、各町議会は住民への説明責任を果たしながら議会改革に取り組んでおります。わたしは住民自治を充実させるため、効率性を重視する行政改革の論理とはまったく異なる論理で議会改革を進めていく必要があると感じています。それには、議会への住民参加を広げて議会を見える化する、首長の追認機関を脱して議会としての権限と役割責任を果たす、などが大切となってくると考えています。

 今後も県内12町議会の議長が連携を密にし、議員全員が研鑽を重ね、住民に信頼される議会、住民に開かれた議会を目指してまいります。この重責を全うするためにも、ご指導とご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。

2019/05/10 中井 勝 (新温泉町議長)
「令和時代の議会スタート」
5月1日に改元され、令和時代が始まりました。
町議会は「住民自治の根幹」「二元代表制の一翼」として、本来の役割と責任を果たしうるよう一層前進することが求められています。新温泉町議会においても、政策づくりと監視機能を十分に発揮し、住民に開かれた議会の実現に努めており、議会報告会を開催して説明責任を果たすとともに広く住民の皆様の意見、提言を聴き、議会活動に活かしています。
さて、本町は日本遺産「荒波を越えた男たちが紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」に認定されて1周年を迎えます。古今和歌集にも「但馬なる 雪の白浜 諸寄に 思ひしものを ひとのとやみむ」と詠われており、古くから物と人が行き交ってきました。今も美しい海岸線、豊富な水産資源が本町の魅力の一つです。
また、今年2月には「兵庫美方地域の但馬牛システム」が日本農業遺産に認定され、世界農業遺産認定への道も開けました。“但馬牛”という血統を守り育て、最高の肉質をつくりあげたことが世界に認められる日も近いと大きな期待を寄せているところです。
しかし、認定がゴールではありません。住民が地域に誇りを持ち、産業を振興させ、多くの交流人が訪れる町になる、つまり地域活性化を実現することが重要です。目的達成のため、この二つの日本遺産・日本農業遺産をいかに活用していくかが大きな課題となっています。町議会としても、これら町の歴史や文化の保護・活用、産業の振興など地域振興に対していっそうの努力を傾注してまいります。

 

2019/01/28 山本幹雄  (佐用町議長)

「議員のなり手不足について」
最近、TVや新聞など各マスコミで議員のなり手不足が話題になっている。とりわけ地方議員のなり手不足が深刻な問題である。この状況は今だけの問題で済むのか、はたまたこの状況が続くのかと考えた時、答えは後者であろうと私は考える。なぜなら、いま議員は昔ほど憧れの対象ではない。TVドラマで描かれる議員像は恒に悪役、態度は限りなく不遜、議員が出てくれば必ず犯人。議員は悪でなければならないと言う描かれ方であるように思う。これでは議員をリスペクトし議員になろうと言う人もいなくなる。しかし、現実社会でどうかと言えば、国会議員にしても常に低頭平身である。ましてや基礎的自治体と言われ有権者が身近にいる地方議員は低頭平身で、皆まじめに取り組んでいる。TVで描かれる議員像とは少し違う。

 そして、議員になるには、町村合併により選挙そのものが非常に厳しいものになっている。そこに、もともと地方議員の生産工場とでもいいましょうか活況であった商店街が今はシャッター街に様変わり、以前のようにはいかない状況である。そこに定年退職が55歳から60歳にそして今は65歳まで働こうと言う方が増えている。この様な条件の下、選挙と言う高い壁を乗り越えこの町をなんとかしていこうという思いだけではなかなか立候補しにくい。ましてや若者は当選し議員になっても生活の基盤が不安定で厳しい状況下では、議員になるより都会に出て行き働くことを選択する。
これらのことを鑑みた時、今後ますます議員のなり手不足は深刻化するのではないかと思う。

 

2019/01/04 会長 清水俊博(多可町議長)

「新年のご挨拶」
 あけましておめでとうございます
 皆さまにおかれましては、ご健勝にて「平成31年初春」をお迎えのこと心からお慶び申し上げます。
 日頃から兵庫県町議会議長会に対する深いご理解とご協力に対し厚く御礼を申し上げます。

 さて昨年は、異常気象に起因する西日本豪雨被害等々数多くの大災害が発生しました。心からのお見舞いを申し上げ、一刻も早い復旧、復興を願うものであります。
 他方、急速な少子高齢化が進み人口減少、景気の低迷等々極めて厳しい環境下にあります。自主的・自立的に地域特性や資源を活かし、様々な施策を展開し豊かな住民生活と個性溢れる多様な地域づくりに邁進していかなければなりません。
しかし、自主財源の脆弱な自治体においては、硬直した財政構造下にあり、持続可能な「住民サービス」の提供にも支障が出る現状にもあります。
 このような中、本会はその状況を克服すべく各町が直面している喫緊の課題に対応すべく、要請活動等を通じて、各町の「課題・声」を訴えてまいりました。
 特に永年の課題でありました議長会、町村会、退職手当組合三団体の事務局統合を実施することができました。副知事はじめ県幹部の皆様には大変ご尽力を戴き、感謝申し上げます。
 昨年11月には、副知事、企画県民部長、市町振興課長並びに県議会議長、副議長に対し、本会三役(清水、安部副会長、中井副会長)にて、各町の要望事項を提出しました。さらに東京にて県選出衆参国会議員に対し、地方創生の推進や地方財政基盤の充実・強化などの重点施策等各町の要望併せて、自由民主党本部にて県課題の要請活動をも実施してまいりました。
 また、議長会の重点施策でもあります・県議会、市議会議長会、町議会議長会による地方議会協議会では、本会からの提言事項「持続可能な自治体運営への提案「①高齢者を有効な戦力として②若者の都市への流出対策」を訴求し、県議会・市議会の皆さんとも県下各市町課題事項の共通認識をすることが出来ました。
 このような状況の中、地域の事は地域が責任を持って決める、このことこそが地方分権の基本であり、真の分権型社会の実現については、我々議会に課せられた重要な責務であると考えております。
 地域の実情に応じて、自らの発想で特色ある町づくりを進めるため、今後も更なる地方分権改革を国に提言して参りますので、本年も兵庫県町議会議長会へのご理解とご支援を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
 平成31年は巳亥(つちのとい)の年、皇位継承による新元号の年でもあります。 成熟した組織が、これまでの規律、秩序、慣例等を見直し、次のステージへの準備をするのに大変よい年とも言われています。
 結びに私達12町、個々に見れば弱小かもしれませんが、いずれも個性あふれる人口25万人強の連合体です。各町の活力あふれる地域社会と輝かしい未来の実現に向け、議会相互の連携をより一層強固なものとし、直面する困難な課題に対し、積極果敢に取り組むことは勿論ですが、県当局をはじめ全国町村議長会、政府、国関係機関ともに更に連携を深め、「人口減少・地方議会議員のなり手不足」等々山積する諸課題の解決に向けて全力を尽くしてまいりましょう。

 皆様方の変わらぬご支援・ご協力をお願い申し上げます。
 各議長をはじめ関係各位の益々の御健勝と各町のご発展を心から祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。   
                                             平成31年元旦